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REMI 霜月はるか Jimang All
エルの絵本[笛吹き男とパレード]
さぁ、楽園までのパレードだ!! ハッハッハッハ・・・ |
La Li Li LaLa LaLa…・・・・…
「おぉ友よ!罪も無き国民達よ、我らはこの世界という鎖から解き放たれた。 黄昏の葬列…楽園パレードへようこそ!」 |
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して
先頭で仮面の男が笛を吹く → 沈む夕陽に背を向けて
Lalaパレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して
男の肩に座った少女が歌う → その笛の音に合わせて
心に深い傷を負った者にとって 抗えない魔性の音…
「やぁ友よ!幸薄き国民諸君よ、我らはこの世界という鎖から解き放たれた。 仮初めの終焉…楽園パレードへようこそ!」 |
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して
燃えるような紅い髪の女が踊る → 沈む夕陽を背に受けて
Lalaパレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して
《気味が悪い》首吊り道化師の刺青が笑う → あの笛の音に合わせて
心に深い闇を飼った者にとって 逆らえない魔性の音…
笛の音に誘われ 一人また一人列に並んでゆく
やがてそのパレードは夕陽を遮って地平線を埋め尽くす…
さぁ、パレードはまだまだ続くぞ!!
「ご機嫌よう、可哀相な国民諸君。楽園パレードへようこそ!」
笛の音を操って 一人また一人列に加えてゆく
やがてそのパレードは 夕陽を裏切って地平線を灼き尽くす……
LaLaLa………
王様、お誕生日おめでとう!! |
La…
遠藤麻里 霜月はるか
エルの肖像
白い結晶の宝石は 風を纏って踊る
樹氷の円舞曲 遠く朽ちた楽園
黒い瞳孔の少年は 風を掃って通る
樹氷の並木道 深い森の廃屋
少年が見つけた 少女の肖像画
『彼』は病的に白い 『彼女』に恋をしてしまった...
幼い筆跡の署名 妙に歪な題名は
【最愛の娘エリスの8つの誕生日に...】
退廃へと至る幻想 背徳を紡ぎ続ける恋物語 ――その楽園の名は『ELYSION』 ――そして...幾度目かの楽園の扉が開かれる・・・・・・ |
やがて少年は彼の 《理想》を求めるだろう...
やがて少年は彼の 《鍵穴》を見つけるだろう...
やがて少年は彼の 《楽園》を求めるだろう...
やがて少年は彼の 《少女》を見つけるだろう...
娘もまた母になり 娘を産むのならば
楽園を失った原罪を 永遠に繰り返す Uh Uh Uh Uh Ah…
始まりの扉と 終わりの扉の狭間で
惹かれ合う『E』と『A』――愛憎の肖像
禁断に手を染め 幾度も恋に堕ちてゆく
求め合う『E』と『A』――愛憎の肖像
――幾度となく『E』が魅せる幻影 それは失ったはずの『E』の面影 |
MIKI 遠藤麻里 Jimang Ike
エルの天秤
殺人…窃盗…誘拐…密売… 悪魔に魂を売り渡すかのように 金になる事なら何でもやった 切実な現実 私には金が必要だった… 力づくでも浮き上がらせるだけの金が 右皿には必要だった… |
闇を纏うように 夜の静寂を探り 瞳と瞳を見つめ合って
夢想的な月灯りに そっと唇重ね 息を潜めた…
慌しく通り過ぎる 追っ手達を遣り過ごし 手と手を取り合って
戯曲的な逃避行に 酔った二つの人生 愛に捧げた…
┏さよなら… さよなら… ┓
┗ 権力の走狗どもには便利なカード 娘を売れば至尊への椅子は買える┛
身分違いの恋 許されないと知っても ♂と♀は惹かれ合った
嗜虐的な貴族主義を 蹴って檻を抜け出す 嗚呼それは悲劇…
運命の遊戯盤の上で 支配力を求めて 生と死は奪い合った
在徹底的な追悼劇を 笑う事こそ人生 嗚呼むしろ喜劇…
┏さよなら… さよなら… ┓
┗ コインで雇った者が裏切る世の中 他人ならば不条理と責めるは惨め┛
楽園への旅路 自由への船出 逃走の果てに辿りついた岸辺 船頭に扮した男が指を鳴らすと 黒衣の影が船を取り囲んだ……(表記不明 |
「お帰りの船賃でしたらご心配なく、既に充分すぎるほど戴いておりますので、
けれども彼は、ここでさよなら」
「残念だったねェ…」
「娘さえ無事に戻るならばそれで良い、使用人の方など殺しても構わんわ」
一度も眼を合わせずに伯爵はそう言った… 金貨の-詰まった袋が机叩いた…
いつも人間は何も知らない方が幸福だろうに けれど他人を求める限り全てを知りたがる
──何故破滅へと歩み出す?
華やかな婚礼 幸せな花嫁 運命の女神はどんな脚本を好むのか… ハッハッハ くれてやる! くれて・・・ くれ・・・くれてやるわ!! |
YUUKI MIKI Cv深見梨加
緋色の花
昏い森に 横たわる 手負いの 兵を囚えた
少女は闇を見つめて 紅玉の微笑を浮かべた…
緋い空を見上げてた 風に流される茜雲
沈まぬ夕陽を見上げてた 幾千の影が森を駈けてゆく
偽りの黄昏に染った 戦場を焦がした焔は揺れ躍る
唯守るべきモノの為「私」は戦う
けれど大地に縛られた身体は動かない…
忘レモノハ在リマセンカ? |
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少女の囁きは森の魔性 |
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忘レモノハ在リマセンカ? |
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彼らを突き動かす法則 |
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ネェ…本当ニ大切ナモノッテ、何? |
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指針となるのは主観と謂う名の怪物 |
忘レモノハ在リマセンカ? |
狂った自我が視せる幻想 歪な螺旋を描いて繰り返す
醒めない悪夢に苛まれ続ける「ワタシ」は
柘榴石の雨のような 鮮血に染まった緋色の花
忘レモノハ在リマセンカ? |
森の彼方から足音響かせ駈けて来る
鳴呼…「私」が「ワタシ」を踏み潰しにやって来る…
La lala lalalala la la lala
La lala lalalala la la lala
La lala lalalala la la lala
La lala lalalala la la lala
深見梨加
[冬の伝言]
ありがとうお母さん(Merci, ma mere.)
僕は幸せです(Je suis heureux.)
何故なら貴女の伝言を聞いたから(Parce que j’ai ecoute votre message.)
僕は幸せです(Je suis heureux.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
貴女の愛を(Je sais votre amour.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
知っている(Je sais.)
貴女の物語を(Je sais votre roman.)
お母さん(ma mere)
永遠の冬に抱かれながら
それでも春の訪れを待つ
風わたる夏の海も、
くれなずむ秋の空も、
母の愛した地平線、
その全てが
あなたの歌に繋がっていく
だからもう 悲しまないで
春が来る前に今
伝えたい
産もうとしてくれたこと
それだけで僕は
幸せでした
さよならお母さん(Au revoir, ma mere.)
僕は幸せです(Je suis heureux.)
栗林みな実 井上あずみ Revo 宇都宮隆 他含ALL
<ハジマリ>のクロニクル(ソレコラ)
昏く永い闇を抜けて 新しい時代が来るよ
鎖ざされていた 物語たち 動き出すよ
何故キミは泣いているの 生きるのは哀しいかい?
そんな時こそ 大きな声で 笑うと良い
世界を優しく包む 大きな笑顔を咲かせよう
流した涙は 虹になる
キミを傷つけるモノ全てを ボクは絶対赦さないよ
キミを護るためボクは戦うよ ボクを最後まで信じて欲しい…
小さき者と嘲笑う 残酷な歴史の時風
翼を広げて迎え討つ
キミが白い鳥になるのなら
ボクは大きなソラになろう
キミは何処までも羽ばたいて往ける
ボクは最期まで信じて逝こう…
La La La・・・・・・・・
MIKI REMI 霜月はるか 内藤彩加 KAORIYUUKI 栗林みな実 ALL 詩女神 Jimang Ike ■■■■■■
アルテミシアの楽園[→side:Elef→]
「私は…生涯彼女を愛することを誓うだろう… そして…彼女という存在は…私にとって特別な意味を孕むだろう… 何故なら…生まれてくる子供の名は…遠い昔にもう決めてあるのだから… ハラショー、ハラショー!!」 |
Once again,the gates of Elysion are unlocked.
Elysion to Ark…×2
高い大地で 緋い蠍に 描かれた軌跡 ■■■罪の道標
古びた剣 握り締めたまま 冥闇を誘い ■■■男は笑った
廻るように 浮かんでくる 愛しい笑顔 すぐ其処に
無限の果てに 手を伸ばすように 扉に手を掛けた
Come Down to The Elysion
Abyss,crodes her glip on reality.
少女が小さく 咳をする度 胸の痛みが ■■■春を遠ざける
襤褸い毛布でも 夢は見られる 愛を知った日の ■■■温もり忘れない
眠るように 沈んでゆく 愛しい世界 水底に
夢幻の果てが 手を招く樣に 扉は開かれた
Come Down to The Elysion
Elysion,rusts her grip on reality.
ねぇ…兄さん その楽園ではどんな花がさくの?
ねぇ…兄さん その楽園ではどんな鳥が歌うの?
ねぇ…兄さん その楽園では体はもう痛くないの?
ねぇ…兄さん その楽園ではずっと一緒にいられるの?
ねぇ…兄さん…
A cold night wind,her short breath, the dimly lit room,a laughing young girl, the hollow moonlight,her misty breath, the small dirty room,a frail young girl, the empty question remain the everlasting curisity in Elysion. Oh,the young girl with you illness break the breath, |
Close Talk…男の夢想は残酷な現実となり
Close Talk…少女の現実は幽幻な夢想となる
Close Talk…男の楽園は永遠の奈落となり
Close Talk…少女の奈落は束の間の楽園となる
■■…お嬢さん--- その楽園ではどんな恋がさくの?
■■ねぇ…お嬢さん その楽園ではどんな愛を歌うの?
■■…お嬢さん--- その楽園では心はもう痛くないの?
ねぇ…お嬢さん その楽園ではずっと一緒にいられるの?
ねぇ…兄さん その楽園ではどんな花がさくの?
ねぇ…兄さん その楽園ではどんな鳥が歌うの?
ねぇ…兄さん その楽園では体はもう痛くないの?
ねぇ…兄さん その楽園ではずっと一緒にいられるの?
ねぇ…兄さん…
Elysion to Ark…×4
YUUKI KAORI Revo 宇都宮隆 ■■ ■■ [YUUKI・KAORI] All Jimang Ike
朝と夜の運命
生まれて来る朝と 死んで行く夜の運命…ミロス
嗚呼…僕達のこの寂しさは 良く似た色をした《宝石》
刻を運ぶ縦糸…生命を灯す横糸… 其を統べる紡ぎ手…その理を運命と呼ぶならば… おぉ運命よ…貴柱はどんな世界を織り上げるおつもりか… 幻想 物語…第六の地平線 『Moira』 |
泣きながら僕達は来る 同じ苦しみを抱きしめて
笑いながら僕達は行く 遥か地平線の向こうへ
廻り合う君の唇に 嗚呼…僕の詩を灯そう…■■横糸
いつの日か繋がる《運命》
―泣きながら僕達は来る 同じ哀しみを抱きしめて
笑いながら僕達は行く 遥か地平線の向こうへ
廻り合う君の唇に 嗚呼…僕の詩を灯そう…■■横糸
僕達が繋がる《運命》
■■―生まれて来る朝と■■死んで行く夜の運命…ミロス
嗚呼…僕達のこの切なさは 良く似た色をした《美花》
■■右腕には女神<カティア>…
そして…
■■左腕には女神<レナ>
嗚呼…僕の代わりに廻っておくれ…
この世界には――
今我が生命賭すに至る 運命はあるのだろうか?
我らは 天堕つる 神託に揺れる≪息仔達≫
廻り往く何の夜空にも 星は灯るでしょう……
此れは――■■生まれて来た故に■■屠り合う我ら運命…ミロス
嗚呼…僕達はもう逢えなくても 現在を生きて往く《運命》
■■┌ ――詠い続けよう┐
└ ――探し続けよう┘
→ 君が迷わぬように…
ゆりかご
七番目の記憶 |
ゆりかごの中 まどろむように たゆたう季節は 暁の春
爽やかな風 鳥の歌声 暖かな灯は 揺れる木洩れ日
岬へと続いてる なだらかな道・・・
すれ違う人 朗らかな声 言葉を交わす 穏やかな午後
静かに眠る 幼い坊や 「ぐずつきもせず 良い子なんです」と
母親は誇らしげに 微笑んでいる・・・
忘レモノハ在リマセンカ? |
幸せそうな在りし日の影 繰り返される幻想の日々
狂気に気付いても誰が言えよう 抱いているその子は『もう骨になってる』と・・・
ゆりかごに抱かれるような 忘却の眠りを |
少年と少女がそれをも喪失と呼ぶのなら・・・
その日の空は 何処までも蒼く澄み渡るだろう・・・
|
緋色の花
六番目の記憶 |
┌昏い森に 横たわる 手負いの 兵を囚えた ┐
└La lala lalalala la lala(赦サナイ...赦サナイ...) La lala lalalala la lala┘(赦サナイ... 赦サナイ...)
┌少女は闇を見つめて 紅玉の微笑を浮かべた…┐
└La lala lalalala la lala(赦サナイ... 赦サナイ...) La lala lalalala la lala ┘(赦サナイ... 赦サナイ...)
緋い空を見上げてた 風に流される茜雲
沈まぬ夕陽を見上げてた 幾千の影が森を駈けてゆく
偽りの黄昏に染った 戦場を焦がした焔は揺れ躍る
唯守るべきモノの為「私」は戦う けれど大地に縛られた身体は動かない…
忘レモノハ在リマセンカ? |
|
少女の囁きは森の魔性 |
|
忘レモノハ在リマセンカ? |
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彼らを突き動かす法則 |
…本当ニ大切ナモノッテ、何? |
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指針となるのは主観と謂う名の怪物 |
忘レモノハ在リマセンカ? |
狂った自我が視せる幻想 歪な螺旋を描いて繰り返す
醒めない悪夢に苛まれ続ける「ワタシ」は 柘榴石の雨のような 鮮血に染まった緋色の花
忘レモノハ在リマセンカ? |
森の彼方から足音響かせ駈けて来る 鳴呼…「私」が「ワタシ」を踏み潰しにやって来る…
意味(無声)
失われし詩
五番目の記憶 |
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史実という幻想では 照らせざる記憶の闇 |
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アナタにも、忘れ物はありませんか? |
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Ay faw styul-li, ay fawnt layx. 大好きな空 大好きな町
Fo lof ti hayn, za tu fayn di el-mows. このまま同じように明日へ続いてゆくと信じていた
Kuz el fi nos, styul-li er-ayz. 乾いた口笛 空を渡る調べ
No wez wi, en fi lo stul-li. その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った・・・
Swi wez da kral-fay, nan wiz a fey-low. それは小さな悪意の種
(Lan lalala lan lan Lan lalala lan lan)
En wiz da li-lis, mey far da dawn-lows. 始まりはたった一つの嘘
(Lan lalala lan lan Lan lalala lan lan)
Dey tyu da fyu-dey, dey tyu da fyu-dey. 貴方は誰? 私は誰?
(Lan lalala lan lan Lan lalala lan lan)
Dey fi la fal-tes, nan fiz da flaw-low. 良くも悪くも感情は育ってゆく花
(Lan lalala lan lan Lan lalala lan lan)
De le stul-lu, vi am el-i so wil-lowx. 渇いた大地には疑心暗鬼の雨が降り
De a lu faw stul-li, me a el-i fey stul-li. 私の国は一夜にして滅んだ
Mow a ley lo du fi, zi as el faynt tu la. 信じあう心...それは『忘レてはいけないモノ』
Zow a liz on, me liz en al-on. 何故もっと早く気付かなかったのだろう・・・
Lan lan lan lan
lan lan la lan
lan lan lan lan
lanlanlanla lanlan
記憶の水底
記憶の水底
流れてゆきなさい...
流れてゆきなさい...
沈みながら眺める世界は虚ろな月明かり
いくら水底を照らしても喪失の手に囚われるだけ・・・
沈んでしまったモノは狭間で揺れる骸
存在の闇がどれ程苦しくてもあの少年を受け入れないで・・・
流れてゆきなさい... 奪い続けながらも・・・
流れてゆきなさい... 忘れ続けながらも・・・
流れてゆきなさい... 失い続けながらも・・・
流れてゆきなさい... 幻想に騙され続けながらも・・・
流れてゆきなさい... ここに止まっていてはいけない・・・
流れてゆきなさい... 往き先は選べずとも・・・
流れてゆきなさい... 澱んでしまう前に・・・
流れてゆきなさい... 『忘レモノ』を探しに・・・
流れてゆきなさい...
流れてゆきなさい...
忘れないで アナタの詩にも意味があることを・・・
流れてゆきなさい... 唯流れに身を任せ・・・
流れてゆきなさい...
じまんぐ
檻の中の遊戯
四番目の記憶 |
薔薇を想わせる緋色の口紅 唇には嘘吐きな約束を
昇り詰めて崩れ堕ちた その夜に花束を・・・
寂れた洋館 追い詰めた壁際 美しき獲物
軋む床 浮き上がる身体 月明かり差し込む窓辺・・・ |
細い頸に絡みついた 浅黒い指先が 食い込んでも離さないで 最期まで抱いていた・・・
仄蒼い庭 錆付いたスコップ 花を敷き詰めた棺
突然の閃光 歪んだ銃声 眩い環状の終端・・・ |
あの悲鳴は葡萄酒のように 罪は月夜より甘く
堕ちてゆく詩は狂気を孕んで 闇を照らし躍らせる・・・
煌く瞬間の宝石を 集めては打ち砕く 忘れるまで思い出して 失うまで逃がさない・・・
歪な螺旋 幾度目かの覚醒 あの笑い声が響く
早くしなければ また夜が明けてしまう |
追憶は甘い果実 水面に揺れる淡い月のように |
忘レモノハ在リマセンカ? |
法が統べる檻の中で 終われない悪夢を視ている 愛しい女性を永遠に渡り 殺め続ける物語・・・
その檻の中にいるのは誰? |
じまんぐ 霜月はるか [あらまり・じまんぐ] Yasrow
魔法使いサラバント
三番目の記憶 |
|
昔あるところに 恋人を亡くしたひとりの魔法使いがいた 彼が求めたのは 死者を甦らせる禁断の秘術 領分を侵す者に降りかかるのは 厄災のみと識りながら 何故人は求めるのか? 人知を超えた魔神の力を… |
吹き荒ぶ風は砂を巻き上げて 若い旅人の行く手を阻む
旅の道連れは一頭の駱駝 砂丘を乗り越えて街へと向かう…
「魔法のランプが欲しくはないか?」 胡散臭い髭の男が囁いた
薄暗い路地裏での駆け引き 彼は男が持ち出した条件を飲んだ…
ランプを擦ると魔神が現れ3つの願いを叶えてくれると言う 願い事を1つ譲るという条件で彼はその在処を聞き出した そのランプは 南西にはる洞窟に封印されているという 片足が悪いという男の代わりに 彼は穴の中へと降りた… |
砂漠の下には 大きな空洞 冷たい空気が 背筋を掠める
洞窟の奥には 怪しい祭壇 黄金のランプと 古びた絨毯
ランプを手に取ると 洞窟が崩れた
「ランプを早くこっちへよこせ!」 男が叫んだ…
忘レモノハ在リマセンカ? |
暗い闇の中 懐かしい声を聴く 暖かな光 愛しい声を聴く
「貴方はまだこっちへ来てはいけないわ 遣り残したことがきっとあるはず…」
暗い闇の中 懐かしい声が言う 暖かな光 愛しい声が言う
「失われたモノの為に願うより 今目の前にあるモノを見つめて…」
目醒めれば砂が巻き上がる 砂丘の上で抱かれていた 黒髪の美しい少女 泣きながら微笑んでいた
「古の罪と罰の輪舞曲 ランプに閉じこめられていた
愚かな私を出してくれた御主人様 さぁ願いをどうぞ 叶えましょう」
3つの願いを全て叶えたら少女は再び 唯冷たい砂の下で幾千の孤独に震える…
そして彼は願った… |
吹き荒ぶ風は砂を巻き上げて 若い旅人の行く手を阻む
旅の道連れは二頭の駱駝 長い黒髪の少女が一人…
二番目の記憶 |
弓がしなり弾けた焔 夜空を凍らせて
凛と蒼く別離の詩を 恋人を射ち堕とす…
遠い日の忘れ物 引き裂かれた傷痕
呪われし約束をその胸に宿して
「避けられぬ終焉は せめて愛しいその手で…」
抗えぬ衝動の闇が彼を包んだ…
歪む世界 螺旋の焔 輪廻を貫いて 凛と緋く血塗れくちづけ 恋人を射ち堕とす…
忘レモノハ在リマセンカ? |
|
古の伝説 その魔物に傷を負わされた者は |
「その傷を負ったのは何時?」 |
それは二人が出会ったあの日まで遡る |
「出会いは喪失への約束」 |
|
枯れ果てた涙は 哀しみの蒼い焔を宿し |
愛する人を失った世界には どんな色の花が咲くだろう?
月を抱いた十字の焔 茨を捲きつけて 凛と白く最期の弓矢 私を射ち堕とす…
(愛スル人ヲ失ッタ世界ニハ ドンナ色ノ花ガ咲ク…)×8 |
あらまり Yasrow
白の幻影 White Illusion
最初の記憶・・・ |
Go ahead in snowstorm. Sight is dim with pure white.
Go ahead in snowstorm. Merely wonders about.
Go ahead in snowstorm. Solitary in a snowy field.
Go ahead in snowstorm. Don't look back upon the past.
Sweethearts wating for you. Whisper of a wind.
They are in an icy castle. Go to
save early. |
Go ahead in snowstorm. Sight is dim with pure white.
Go ahead in snowstorm. Merely wonders about.
Go ahead in snowstorm. It's a very steep, long distance.
Go ahead in snowstorm. Its life may be lost.
Icy Queen's castle. From there no way to out,
hopeless melody is sound. Cold night
advances. |
They are looking at the white illusion. Their darling person never returns.
Their trip isn't finished forever. Illusion merely escapes.
忘レモノハ在リマセンカ...? |
|
Icy Queen's castle is mere illusion. |
Icy Queen's castle. From there no way to out,
hopeless melody is sound. Cold night
advances. |
They are looking at the white illusion. Their darling person never returns.
Their trip isn't finished forever. Illusion merely escapes.
White Illusion... |
Sound Horizon mode:Lost
それは吹雪に霞みゆく幻影
失ったモノは追いかけても逃げてゆく・・・
それは堕とされた憧憬
あらかじめ喪失を約束された出会い・・・
それは砂上に描かれた魔法
人は誰の為に願い誰の為に生きるのか・・・
それは檻の中に築いた檻
狂える程愛し過ぎた日々の亡霊・・・
それは水底から見上げる光
水は幻想を奏でながら流れてゆく・・・
それは叶わぬ望郷の詩
幾度となく繰り返される警鐘の言葉・・・
それは因果の淵に咲く花
虚ろなる主観では誰も裁けない・・・
それは揺篭の中で揺れる影
幻想に抱かれた空の下で踊る・・・
それは穢れを知らぬ少年の囁き
生に纏わりつくのは喪失への誘い・・・
それは忘れられし想い
振り返りながら唯流れゆく場所へ・・・
それは隠された呪縛
いづれ訪れる...或るいは既に訪れし地平線・・・
Sound Horizon プレゼンツ
忘却と喪失の狭間で揺れる 第三の幻想『Lost』
星屑と運命の革紐
ある雨の朝…いつものように少女が目を覚ますと… 寝具の横には優しい父親…そして大きな黒い犬が居た…
雨の匂い…くすぐったい頬…どこか懐かしい温もり… 小さな姉と大きな妹…二人と一匹…家族となった特別な朝……
|
嗚呼…僅かな視力でさえも 何れ失うと告げられている…
嗚呼…ごめんなさい……
嗚呼…暗闇に沈む世界では ちょっとした段差でも転んでしまう
どうしても好きになんてなれないよ… 嗚呼…ごめんなさい……
┏心までは繋げないよ…愛犬が傍にいたけど…彼女は孤独だった……┓ ■■┗ Ah... Ah... だった……┛
別々に育った者が…解り合うのは難しい… ましてや人と犬の間であれば…尚更の事である…
それからの二人は…何をするにも何時も一緒だった… まるで…空白の時間を埋めようとするかのように…
姉は甲斐甲斐しく妹の世話を焼き…妹は姉を助けよく従った… 父の不自由な腕の代わりになろうと…何事も懸命に…
其れは…雨水が大地に染み込むようにしなやかに… 根雪の下で春を待つように…小さな花を咲かせるように…
|
それでも嗚呼…ありがとうね…妹が傍にいたから…
■■■■ ┏大好きだよ…妹が傍にいたから…彼女は強くなれた……┓
銀色に輝く夢の中…零れた砂が巻き戻る幻想を…
■■■■┏いつだって…嗚呼…人生は星屑の…輝きの中に在ることを … …┓
│いつだって…嗚呼… 愛 は星屑の…瞬きの中に在ることを … … ┃
祈りの星が降り注ぐ夜 → 黒犬は静かに息を引き取った… 悼みの雨が降り注ぐ朝 → 冷たくなった彼女の腹から取り出されたのは
光を抱いた小さな温もり → 黒銀の毛並みを持つ仔犬だった →
――そして《物語》の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》を駈け廻る為に……
|
即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超←重↓力↑
Welcome to the marverous super dimension, absorbing all in this its path black hole, not even light can escape the grip of 'ULTRA < DARK v GRAVITY ^' |
星を識らずに 大地に縛られ
君は独りで 何を泣いているの?
僕のロケットに 君を乗せて行こう
凄いロケットで みんな連れて行こう
不思議な旅さ マーベラス超宇宙へGo!
紅く燃えるあの太陽も
いずれ宇宙に砕け散る (woo... YO!)
抑えられぬ 重力崩壊
迫る渦に気を付けろ
Super gravity is remember pain, But in the smiling history remain! |
即ち…光をも逃がさぬ 暗黒の超←重↓力↑
届かない距離さえも 永遠に近付ける
時の 歩みをも許さぬ 暗黒の超←重↑力↓
今 君が望むなら 事象の地平を
あらまり
じまんぐの世界 [→ Side:J →]
|
あらまり君、こんな話を知っているかね…? |
何が面白いのだ? |
|
豪奢な廃墟に転がり 冷たい雨に怯える輝ける名誉も権力も 今ではもう過去の所有物
奪いし物は奪われ 斯して世界は廻る 降り止まない雨の向こうに 何色の空をみる
代償を背負うほど 加熱する駆け引きは 全て失くすまで気付かない 度し難い自我の下僕
空虚な廃墟に転がり 冷たい雨に震える帰る場所も待ってる人も 今ではもう過去の支配領域
奪いし者は奪われ 斯して時代は廻る 降り止まない雨の向こうに 何色の空がある
運命を捩じ伏せ 従える心算でも 未来を掴もうと伸ばした その腕では短過ぎた…
┌閉ざされた 男の瞳が鮮やかに朽ちる世界と 堕ちてゆく狂夢に唇を重ねて…残酷な死神になる┐
└閉ざされた少女の瞳が開かれし瞬間世界は 幻想し得る 最悪の狂夢を… 残酷な死神を見る┘
──じまんぐの世界
絶え間ない降り続ける苦悶の日々…君の心に何を捧げよう 僕の心は君に届くのか 君の愛の色はなんなのか 罪人はじまんぐの瞳の中に唯『世界』を見るという… 百聞は一見に如かず 千聞とてまた然り 憐憫…侮蔑…的外れな嘲笑…謂わば対岸の火事 燃えるまでは熱さ解らず 燃えてからでは遅過ぎる この世界で何人が罪を犯さずに生きられると言うのか… |
──じまんぐの世界 [→ Side:J →]
閉ざされた 男を瞳が開かれし瞬間世界は 残酷し得る最悪の狂夢を残酷な死神を見る
薄氷色に煌く瞳が鮮やかに朽ちる世界と 堕ちてゆく狂夢に唇を重ねて残酷な死神になる
サンホラーの諸君、君達の声が聞きたいものだな? |
栄光の移動王国-The Glory Kingdom-
詩を唇に灯し 我等は地平線を渡る
君に廻り逢う為の 約束された果てなき旅路
嗚呼…旅人よ忘れるな 我等の手は繋がっている
この王国に集えた奇跡 薔薇を胸に一緒に歌おう
我等…生まれ落ちた地は それぞれ違うけど
胸に同じ故郷を抱いて 同じ王を戴く 臣下であり臣民
栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ! 地平線を駈け廻る我らの移動王国に!
栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ! 地平線を駈け廻る我らの移動王国に!
詩で暗闇を照らし 未だ見ぬ地図を描く
未来に辿りつく為に 誰もが歩む茨の旅路
嗚呼…旅人よ恐れるな その瞳に映る現実を
この王国を繋げた軌跡 足跡を胸に一緒に詠おう
我等…背負いし運命は それぞれ違うけど
胸に同じ鼓動を抱いて 同じ今日を生き抜く 同胞にして戦友
栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ! 地平線を駈け廻る我らの移動王国に!
栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ! 地平線を駈け廻る我らの移動王国に!
嗚呼…嗚呼…栄光あれ!
Sound Horizon Kingdom!
壊れたマリオネット 銀色の馬車
輪廻の砂時計 珊瑚の城 タナトス
「thanatos...」
全ては少女の幻想 眠れぬ夜の悪夢
意識の深層で タナトスの囁く声を聴く
「thanatos...」
不完全なる願望 恣意に傾く天秤
現実と幻想に揺れる 少女の境界
「thanatos...」
不可逆なる時が 昼と夜を繰り返すように
意識の表層と深層は 鮮やかに配役を入れ換える
「thanatos...」
Lan La La La La Lan Lan Lan La La La La Lan Lan
Lan La La La La La La Thanatos
Lan La La La La La La Thanatos La La Li Lu
現実は唯 そこに在るだけの風景
幻想を映し出すのは いつも私の心
「thanatos...」
歪な鏡 死の本能 眩暈 駆け巡る衝動
「thanatos...」
刹那を生きられる程 私は強くもなく
永遠を生きられる程 私は鈍くもない
「thanatos...」
私は…唯悲鳴を上げている私を抱きしめる
夜毎 タナトスに抱かれる夢を見ながら…
「thanatos...」
Lan La La La La Lan Lan Lan La La La La Lan Lan
Lan La La La La La La Thanatos
Lan La La La La La La Thanatos La La Li Lu
廻る廻る 悪夢のような鐘の音
その果てに私が待っているのは 銀色の馬車?…それとも
「thanatos...」
偽りのタナトス 偽りの輪廻 零れ落ちるまでの詩
私は幻想を重ねながらも生きてゆく…
「thanatos...」
廻る廻る 悪夢のような鐘の音
死への途上を辿る仕組み 生は幻想を生み続ける装置
廻る廻る 終わらない鐘の音…何処かで
タナトスに見つめられているような気がした…
珊瑚の城
─彼らは待ち続ける 輪廻が砂時計を反転させる瞬間を─ |
蒼く冷たい海の中 泡沫の夢を見る
忘れ去られた追想は 揺れながら錆びてゆく
珊瑚が眠る樹海へと 楽園は堕とされた
扉を護る番人は 石のように動かない
(会いたくて…) 愛しい人の名を
(ah ah ah ah ah...)
(叫んでも) 声は届かない
(ah ah ah ah ah...)
(閉ざされた…) 城は死者の檻
(ah ah ah ah ah...)
タナトスは 彼を逃がさない…
(ah ah ah ah ah...)
「thanatos...」 |
04 | 2025/05 | 06 |
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とうとう自己満足のための歌詞置き場を開設してしまいました。
ほら、歌い手さんがわかったりするところってなかなかないじゃないですか(笑)
完全なる私的な倉庫になります><